デジタルトランスフォーメーションを5分で理解!意外とわかりやすいDX

デジタルトランスフォーメーションを5分で理解!意外とわかりやすいDX

「いまさらだけど、デジタルトランスフォーメーションって結局何なの?」

「IT化することと、どう違うの?」

「IT業界に転職する前に、デジタルトランスフォーメーションについて知っておきたい!」

と思っていませんか?

 

今や、どこらかしこで聞く「デジタルトランスフォーメーション(DX)」ですが、正直、何のことなのかあまり分かっていない方も多いのではないでしょうか。

今回は、あまりITとかデジタルに詳しくない方でも、デジタルトランスフォーメーション(DX)が何なのか、わかりやすくお伝えしていきます。

5分程度で読めるので、軽い気持ちで読んでみてください。

DXのこと、ちゃんと理解しておきます!
DXを一緒に学んでいきましょう!




1. デジタルトランスフォーメーション(DX)とは

デジタルトランスフォーメーション(DX)の意味

まずは、デジタルトランスフォーメーション(DX)が一体何なのか、触れていきましょう。

デジタルトランスフォーメーションとは、英語表記で「Digital transformation」となります。

英語圏で「transformation」の「trans」を「X」と略していることが一般的なため、頭文字を取って「DX(ディー・エックス)」と表現されます。

よく、デラックス(deluxe)をDXと略すのもみられますが、これは日本以外ではほとんど馴染みがない表現となります。

意味を間違えてとらないように注意しましょう。

 

では、具体的に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の内容を見ていきましょう。

経済産業省では、以下のように定義されています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

引用元:経済産業省 「DX 推進指標」とそのガイダンス

意味わかりますか?
何となーく、ですかね。
簡単に言うと、「企業がITを手段として活用し、組織やビジネスモデルを変革させていくこと」です。

デジタルトランスフォーメーション(DX)により、国内外、いわゆる、世界で優位性を持って事業を継続させていけるようにしていきましょう、というものになります。

これから生き残っていくには、デジタル技術を駆使して業務やビジネスの変革は、避けて通れないものとも捉えられます。

 

元々、デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、2004年にスウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン(Eric Stolterman)教授が提唱したことで生まれました。

その時の概念としては、「ITが浸透していくことで、人々の生活をより豊かなものへと変換させていく」というものでした。

これを聞くと、元は、人々の生活に寄り添った形で提唱されたものではないかと思いますが、現在では企業のみに向けた言葉に変化していったように思われますね。

当初、提唱された内容は広義すぎて、且つ、抽象的で何をしたら良いのか分からないものであったため、企業向けにすることで、方向性を定めていく狙いもあったのかもしれません。

デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するために

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためには、ずばり、経営者層の協力が必要不可欠です。

デジタルトランスフォーメーション(DX)により、企業は安定した収益を生み出す仕組みづくりをしなければなりません。

そのため、各企業のサービスや商品を変えていくことに止まらず、企業文化や組織風土まで変革させていく覚悟が必要となります。

現場レベルで、どうのこうの出来るものではなく、経営層、事業部門、IT部門、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関連する部門等、関係者全員で現状の課題に対して議論、アクションを起こさなければなりません。

また、デジタルトランスフォーメーション(DX)は、顧客視点での新たな価値を生み出さなければならないのに、「AIで何か出来ないか?」といった発想になってしまいがちであるので、注意が必要です。

そのための指標としては、経済産業省が提唱するガイドライン「DX 推進指標」とそのガイダンスを活用すると良いでしょう。

直接、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関わらない方でも、目を通しておくことで、より理解を深めることが出来ますのでおすすめです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することのメリット

具体的に、デジタルトランスフォーメーション(DX)のを実現したら、どのようなメリットがあるのか知っておきましょう。

主に、生産性・利益率の向上市場の変化への対応新商品・サービス・ビジネスモデルの開発BCP(事業継続計画)対策がメリットとして挙げられます。

①生産性・利益率の向上

まずは、イメージがしやすいかと思いますが、生産性・利益率の向上です。

ITを活用して、社内のワークフローを効率化して改善し、重要度の高いコア業務に集中させることが出来ます。

そのため、生産性が上がり、且つ、利益率も同時に上がっていくことが期待されます。

IT化されたコミュニケーションにより、社内コミュニケーションも取れやすくなってりすることで、社内風土もより良いものになる効果も期待出来るのではないでしょうか。

脱・レガシー」と言い換えても良いかもしれません。

②市場の変化への対応

急速にデジタル化されていく社会では、消費者の行動も変化していきます。

その常に進化していく市場に対応していくために、デジタルトランスフォーメーション(DX)は重要な役割を果たします。

あまりにも非効率なワークフローを踏んでしまっていては、急速な変化に対応することが出来ず、置いていかれてしまいます。

今後、AIや5Gといった技術が市場を大きく変えていくことでしょう。

そして、消費者の行動も変わっていくことでしょう。

こうした市場の変化の波に追いつくには、デジタルトランスフォーメーション(DX)が必要不可欠なのです。

③新商品・サービス・ビジネスモデルの開発

市場の変化に対応するにあたり、適応した新商品や新サービス、新しいビジネスモデルの開発が必要となります。

それらを生み出すにあたっても、デジタルトランスフォーメーション(DX)は必要なのです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の目的は、このためにあると言っても良いでしょう。

生産性・利益率を向上させ、市場の変化に対応した先に、「安定した利益をもたらす」ことが何よりも大事なのです。

顧客の需要を満たし、新たなビジネスチャンスを獲得することが、デジタルトランスフォーメーション(DX)の最大のメリットと言えます。

④BCP(事業継続計画)対策

BCP(事業継続計画)と聞いても、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。

簡単に言うと、「災害などの緊急事態において、企業や団体が継続して事業が出来るようにする計画」のことです。

日本では、2011年の東日本大震災をきっかけにその重要性が注目されましたが、新型コロナウイルスの影響により、BCPの重要性と共に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性にも注目されています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)により、BCP対策が打ち出しやすい環境となっており、実際に新型コロナウイルスの流行でBCPを実行に移した企業は増益傾向にあったとのことです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)のデメリット

逆に、デジタルトランスフォーメーション(DX)のデメリットもお伝えしておきます。

大きく3点、①莫大なコストが掛かる②難易度が高い③すぐに効果が出にくい、というものが挙げられます。

①莫大なコストが掛かる

デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するとなると、莫大なコストが掛かります。

新システムを開発する費用、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための打ち合わせや、実行中の人件費等、企業の規模、やりたいことの内容にもよりますが、多大なコストが発生します。

②難易度が高い

デジタルトランスフォーメーション(DX)で、実際に成果を上げている企業は、世界でたったの5%と言われています。

そもそも導入のハードルが高いため、取り組んでいない企業も大多数ですが、もの凄く低い数値だと見て取れます。

既存のレガシーシステムから、新システムへの移行も困難を極めるものが多く、これまでのワークフローやデータ管理をゼロからリスタートしなければなりません。

どのようにデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するかも、検討の段階で意見がまとまらず、話が進まない可能性も高いでしょう。

③すぐに効果が出にくい

デジタルトランスフォーメーション(DX)をいざ実現させようと、計画後に行動を開始したとしても、思ったように中々効果が出ない場合が多いです。

実際に効果を発揮するまでは、3~5年は見ておいたほうが良いでしょう。

そのためには投資として、余裕を持った資金準備が必要でもあります。

2. IT化することとは違う?!

「デジタルトランスフォーメーション(DX)=IT化」と思っている方もいらっしゃるかと思います。

ただ、それは違います。

IT化するというのは、世の中のあらゆる場面で、これまで伝統的に行われていたこと(legacy/レガシー)を、コンピュータとネットワークで変革していくことです。

つまり、既存の業務やものを効率化させるための技術のことです。

IT化をすることも、デジタルトランスフォーメーションをすることも、デジタルテクノロジーを利用することは同じです。

ただ、デジタルトランスフォーメーション(DX)は、ITを活用した取り組みとなります。

「IT化」は、業務効率化を目的とし、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」は、ITを手段として根本的な組織改革を計り、利益を上げることが目的であると言えます。

ITについて振返りたい方は、こちらかをお読み下さい。

未経験者でもすぐ分かる「IT」とは?理解を諦めないための基礎を押さえる

3. まとめ

いかがだったでしょうか。

デジタルトランスフォーメーション(DX)について、概要を理解することは出来ましたでしょうか?

デジタルトランスフォーメーション(DX)をするとなっても、実際にどのようなことが出来るか、どんな成功事例があるか等は、また今後触れていきたいと思います。

まずは、「デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、そもそも何を意味しているのか?」を理解していただけたらと思います。

あなたのお力になれたら嬉しいです。


人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ




IT業界のトレンドカテゴリの最新記事