IT企業へ未経験転職!不安になる前に押さえる3つのポイント

IT企業へ未経験転職!不安になる前に押さえる3つのポイント

IT企業へ転職したいと考えられているあなた!

IT業界において、どのような仕事をするのか、本当に分かっていますか?

何となくキラキラしてかっこいい、忙しそうなイメージはあるけど、とりあえずチャレンジしてみたい。なんて考えを持っていたりしないでしょうか?

何となくとか、とりあえずとか漠然とした人って結構いるんですよね。
(ぎくり…)
恥ずかしながら私も、最初はそうだったんですけどね。

「よく分からないけどIT企業で働きたい」という人は思った以上に多いのです。

知識が浅く、分からないことや、やりたいことがふんわりしてしまっているため、面接の際に「この人は本当にIT企業で働きたいと思っているのか?」と採用担当者に思われてしまいかねません。

せっかくエントリーシートが通って面接まで漕ぎ着けたのに、面接であなたという素晴らしい人材の力を発揮できないのはとてももったいないです。

今回は、私の実体験を元に、転職活動で「ああやっておけば良かった」と後悔したことや、IT業界未経験のあなたが、転職活動を始める前に(始めている場合はこれからでも間に合います!)押さえておくべきポイントをお伝えしていきます。



1. IT未経験で転職した私

まずは、私の実体験をご紹介します。(本当は書くの恥ずかしいぐらいなのですが…)

私は以前、大学卒業後、建設業界に従事していました。

その頃は、「IT企業に入りたい!」なんて思いも持っておらず、雰囲気的に単純に仕事がしやすそうで、人間的にも成長出来そう、且つ、給料もそこそこもらえたらいいや、何て思って入社しました。

業界的に、ITが物凄い勢いで浸透しているものでもないですし(勿論、建築業界の様々な部分でIT化は進んでいます)、ITリテラシーが特段高くなくとも仕事は出来ました。

建設業界と言っても、私の場合はコンサルタントのような仕事をメインとしていたので、様々な業界の事例や動きを勉強していました。

その中でやはり目を引いたのが「IT業界」でした。

GAFAを筆頭に、IT企業の勢いが凄じく、キラキラして見えました。「これからはITを知らないと話にならない」と思ったのです。

そこで一念発起!「IT企業に転職して活躍したい」と転職活動を開始しました。

転職活動の内容

一度転職した方なら分かるかと思いますが、初めての方もいらっしゃるかもしれませんので、私の転職活動を参考にしてもらえたらと思います。

転職する場合、ヘッドハンティングやリファラル採用等もあったりしますが、勿論、私にはそのようなスキルや知見、人脈もありません。

そのため、王道とも言える、転職エージェントを活用して進めていきました。

転職エージェントとは人材紹介サービスの一つで、担当のエージェントが付いてくれて、転職の相談や、企業の紹介、面接対策のサポート等を行ってもらうことが出来ます。

転職エージェントも数多く迷ってしまいますし、実際にどこが良いのか分かりませんでした。

そこで私は、4社同時に相談し、最終的に自分に合ったエージェントに絞って行いました。

前職は地方への出張が多く、毎週月曜か火曜しか会社にいることがなかったため、その業務終了後を狙って面接の日程調整をし、進めていきました。

そこで、今の会社に採用され、無事に転職活動を終えることが出来ました。

転職期間中に後悔したこと

しかし、この転職期間中に後悔したことがあります。

・まだよく分かっていなかったのにIT企業に入りたい

と思ってしまっていたことです。

これの何が悪いのかと言うと、業界の知識が浅はかすぎて、採用担当者の人から「何がしたいのか全く分からない」と思われてしまうのです。

ちょっと「勉強したぞ!」と面接に挑んでも、「御社はこのような企業であると思います。なのでこのようなことが私はしたいのです。」と言っても、その企業の実態と私が思っている知識では見当違いすぎて、話にならないということが多々ありました。

そこから学んだことは、大きく3つあります。

IT業界のどの分野で活躍したいか、仕事内容を知って明確にすること

IT企業ではどのような役割が存在し、自分の希望職種とどのようにマッチさせられるか考えること

・未経験者であるからこそ、まずは持っておくべきスキルを身に着けること

「当たり前のことじゃない?」と思われそうなポイントですが、基本が出来ていない人というのはとても多いです。

まずは、この当たり前と思われるポイントを押さえることこそが、自分の思い通りの転職活動を成功させる秘訣なのです。

何事も基礎が大事ですね!
そうです!「自分は出来てるから」とか「言われなくても意識持ってるから」という慢心を捨てることが大切です。

2. 【ポイント1】どのIT分野で活躍したいか

まずは、IT業界でどの分野で働きたいか、活躍したいかを知っておくことが必要です。

1.システムの開発

システムの開発を担う企業があります。

日本では、この「システムの開発」の売上が一番高くなっています。

つまり、日本国内において一番市場が大きい分野になります。

主に、下記のような企業に分けられます。

・システムインテグレータ
・ソフトハウス
・コンサルティングファーム
・システム運用管理会社

システムインテグレータ

システムインテグレータ(System Integrator)とは、日常生活やビジネにといった社会に必要不可欠な仕組みを、ITを駆使して構築する情報サービス企業です。

略して、SIer(エスアイヤー)とも言います。

このSIerの業務範囲は幅広く、情報システム全般の企画、構築、運用等の業務を、そのシステムを依頼した顧客から一括して請け負うため、システム関係全てのことと言っても過言ではありません。

顧客の依頼に対して、大規模なシステム全般の企画から入り、課題解決のためのコンサルティングをし、顧客の業務分析を行います。そして、知見を元にシステムの立案、開発を行い、完成後のシステムの運用・保守まで一貫して、責任を持って行います。

つまり、作ってもらいたいシステムを、ほぼ丸投げして対応してくれるのがSIerとも言えます。

ソフトハウス

ソフトハウスとは、ソフトウェアハウスとも呼ばれます。

ソフトウェアを開発・販売を主とする企業のことで、自社製品のソフトウェアパッケージを開発したり、顧客からの依頼によるソフトウェアの受託開発を行います。

自社製品を開発するか、受託開発か、またはその両方の機能を持つか、の企業に分かれます。

比較的規模が大きい会社の場合、ソフトウェア開発のみならず、SIerの役割や、コンサルティングと言った他事業も展開している企業もあります。

ソフトウェアの開発を専業としている企業は中小企業に多い傾向があります。

コンサルティングファーム

一口にコンサルティングファームといっても、総合系、戦略系、シンクタンク系、企業・事業再生系、IT系、マーケティング系、人材系等、その種類は多岐に渡ります。

ここでは、IT系のコンサルティングファームについて触れていきます。

端的に言うと、主に、「IT」を武器に、顧客企業の経営課題に対して、顧客企業の業績・収益をITを駆使して上げる、といった課題解決を行います。

コンサルタントが多く在籍するコンサルティングファームという企業に所属し、各企業や個人事業主といった顧客にコンサルティングをITコンサルタントが行います。

各社、得意な事業領域や特色が異なりますが、顧客企業の経営戦略に対してのIT戦略策定、IT戦略に基づく、各業務領域のIT企画立案等を行い、その提案が採用た場合、システム導入後も、システムの運用・改善といった部分の責任者となることもあります。

最近では、IT・デジタル技術を取り入れたコンサルティングも活発になってきており、スポーツ領域でのIT活用のコンサルティングサービスも展開されていたりします。

システム運用管理会社

システム運用管理は、安定した稼働体制の構築を目的としており、PC・関連機器等が増加し、ITシステムが欠かせなくなっている現在、企業経営に欠かせないものとなっています。

大きく「ネットワーク管理」「システム管理」「業務運用管理」といった3種類に分けられます。

サーバーや周辺機器の運用・管理の基本的な運用、システムのバックアップ対応、ネットワークの周辺機器・ハードウェア・ソフトウェア、サーバーや端末等の資産呼ばれるものの管理、サーバー室や電算室の各端末の備品管理を行なっています。

似たものに、「保守」があります。保守とは、システムが故障したり、トラブルが発生した際に、セキュリティ管理や、バックアップといった復旧作業を行います。

つまり、システム自体を修正することが作業領域となるので、運用管理とは異なります。

ただ、企業ごとに、運用管理と保守の仕切りが異なる場合が多く、「運用管理・保守」と一つの括りで対応する場合も多いです。

2.ソフトウェア・インフラの開発

ソフトウェア・インフラの開発と言っても、一口にまとめられるものではありません。

ソフトウェア開発は、顧客の希望・理想をITを駆使して見える化する、見えるカタチに作り上げるものです。

各企業様々な業種・業界があるので、それに合わせて作り上げるものも様々です。顧客ごと作り上げる機会が多いので、インフラ開発と比べると、自由度が高く、携わる業界の幅が広いです。

インフラ開発は、水道・電気・鉄道・道路等の生活を支える基盤がインフラと言われるように、ITの世界におけるインフラとして、サーバーやネットワーク環境の基盤を作り上げるものです。

現在、ほぼ全てのインフラにITが使用されています。その分、サーバーやネットワーク環境が停止してしまうと大変なことになってしまうのです。そんなトラブルを回避するためにも。故障や災害時に、どのようなトラブルが想定されるか、復旧までにどのくらい掛かるかを逆算しながらインフラ開発は進められます。

最近では、インフラ自体がソフトウェア化し、変化の激しい現代の市場に即応出来るような動きも進んできています。

ソフトウェアベンダー

ソフトウェアベンダーは、仕事をする上で欠かせない、パッケージソフトやクラウドシステムと言ったソフトウェアを開発・販売します。

営業支援システム・生産管理システム・会計システム等、業務ごとにシステムを導入し、生産性を高める役割を担っています。

外資系IT関連メーカーの製品を日本で代理販売する企業も、ソフトウェアベンダーを呼ばれる場合もあります。

システムインテグレータが、業務を行うために、ハードウェアやサポート等を含めた、支援するための「部品」を提供するのがソフトウェアベンダーと思ってもらえれば分かりやすいかもしれません。

サービスベンダー

サービスベンダーとは、開発や運用等、アプリケーションのライフサイクル全体を対象とするサービスを提供します。

今や、顧客企業はIT効率化とデジタルビジネスを推進する上で、サービスベンダーの支援が欠かせない状況となっています。

基本ソフトや業務ソフトを、サービスで提供しており、主に外資系の企業が多く、Google(グーグル)やSalesforce(セールスフォース)等をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。

ハードウェアベンダー

ハードウェアベンダーは、目に見えるもの全般である機械、装置、設備(ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンタ等)といった物理的なものを提供している。

ソフトウェアを入れるための箱・入れ物がハードウェアと考えてもらえると分かりやすいでしょう。

以前は、そのようなものはPCがITを活用する端末として代表的でしたが、現在ではIoTが進み、あらゆるものがインターネットやその他ITを活用するための端末となってきているため、ハードウェア業界のニーズは高まってきています。

ネットワークベンダー

ネットワークベンダーとは、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のIP(Internet Protocol)系のネットワークインフラや、通信システムの企画・設計、通信機器の設置・設定、配線、広域通信網の接続、稼働後の運用・保守等を行います。

ネットワークインテグレーションを請け負うことから、システムインテグレータと引っ掛けて、NIer(エヌアイアー)とも呼ばれます。NIベンダーとも言われることがあります。

3.システムの導入

システムの導入を検討し、発注を掛けていく、いわゆる「IT企業の最上位の顧客」となる企業です。

金融機関

金融機関とは、資本金の融通や供給等といった、金融取引に関する業務を営みます。

銀行、保険会社、信用金庫、質屋等がそれにあたり、中央銀行(日本銀行)、民間金融機関、公的金融機関に大きく分けることが出来ます。

金融機関のIT戦略は経営を左右する重要課題となっており、IT化が進んでいる代表的な顧客企業です。

最近では、FinTech(フィンテック)のように、テクノロジーを駆使して、既存の金融サービスの課題解決をして誕生したサービスが活躍しています。

ただ、認識で注意してもらいたいのが、従来の金融機関に係るITとFinTechの違いについてです。

従来の金融機関に係るITは、金融制度の確率や金融サービスをサポートする解決策でした。

金融事業は法規制が厳しく、金融機関以外の企業が金融事業に参入しようとするのは難易度が高すぎますが、FinTechは、非金融機関企業でも活用出来るため、金融機関にとどまらずビジネスチャンスがあるのです。

メーカー

メーカーとは、いわゆる製造業のことで、製品を生産・提供します。業界は非常に幅広く、自動車、化学製品、食品、アパレル、日用品、ゲーム、家電等、全てメーカーと言うことが出来ます。

メーカーでのIT活用と言うと、生産性に関わる設計システムや生産システムに関連することに注目されがちです。

しかし、メーカーでは、ただ単に製品を作って販売するだけでは生き残れないようになってきました。販売した後、アフターサービスも含めて、消費者、顧客に価値を提供しなければなりません。

それを、製造業のサービス化と呼びます。現代の消費者、顧客が求めているのは「モノ」より「コト」です。消費者、顧客の課題解決をすることが、メーカーに課せられる課題なのです。

そのサービス化実現のために、ITが活用されるのです。

ICTIoTといった概念がとても重要な役割を持ち、ビジネスを大きく広げるポイントとなっているのです。

小売業者

小売業者とは、生産者や卸売業者から仕入れた商品を、個人用・家庭用消費のため、最終消費者・顧客に販売します。

ただし、自社製造した製品を直接販売(直販)する場合もあります。

小売業者の課題解決をするのも、またITの力が大きく関わっています。

AIの活用で店員の人手不足を解消や需要予測で値下げロスの削減、適正な在庫管理で棚卸業務の改善・販売機会ロス解消、キャッシュレス化への対応等、様々です。

その他、他企業にも言えることですが、会議の効率・営業の効率・情報共有の効率のUPといったものも、ITによる力が大きいです。

ITを活用したデジタルマーケティングが、売上を伸ばし、企業を成長させていくのです。

官公庁

官公庁とは、国と地方公共団体、地方自治体の役所の総称で、国民の生活基盤を支えるこや、公共の福祉に貢献する業務を行います。

市民と行政とのやり取りでは、紙での書類で行われ、直接窓口に持っていかなければいけない状況であったり、窓口に到着しても、長時間待たされること等、これまでも問題視されてきました。

「IT遅れ」と言われている日本の課題でもあります。

最近では、デジタルテクノロジーの発展によって、従来のやり方を覆し、新しいあり方を提供出来るようになってきています。

行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために新設される予定の、デジタル庁(2020年11月現在)にも期待が寄せられます。

3. 【ポイント2】IT企業での役割を押さえる

IT業界で働く上で、そもそもどんな職種があり、役割を持っているのか知っておきましょう。

この内容を元に、あなたが実際に何をしたいのか考えて、「転職の目的」を明確に話せるようにしておきましょう。

開発職

イメージしやすいのは、この開発職になってくるかと思います。

求人数も多く、時期を問わず募集をかけていることが多い職種にもなります。逆を言えば、世界中エンジニア不足とも言えます…。

主に、プログラム言語を活用し、サービスやアプリケーション、システムを開発していきます。

理系ばかりなイメージですが、最近では文系出身のエンジニアも数多く活躍しています。

プログラム言語等を用いて、アプリケーションを作成する仕事です。パッケージ製品・社内システム・通信制御系等の分野があり、上流と呼ばれる概要設計・要件定義・基本設計、それ以降の詳細設計・プログラミング、テスト、導入支援などに役割分担がされています。

システムエンジニア

システムエンジニア(SE/エス・イー)は、顧客からの要求を把握し、どのようなシステムを開発するのかを検討します。

プログラマーとは異なる業務領域なので、分けて理解しておきましょう。

情報システム開発の上流工程を担当し、具体的には、まずは顧客からの要望にをまとめ上げ、仕様を決定します。その後、情報システム開発の大枠の設計を行い、どうやって作り上げたらいいのかを考え、プログラマーに指示して渡すのが大きな役割です。

もちろん、企業によって業務範囲が異なる場合はありますが、代表的には、「要求分析・要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」を行います。出来上がったものに対してチェックを行い、クライアントとの要件も詰めていくのがシステムエンジニアの領域です。

主な必要スキル

・プログラミングスキル
・マネジメント、管理スキル
・コミュニケーションスキル
・論理的思考スキル
・ITスキル、リテラシー

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアから指示された設計書を貰った後、プログラミング言語(C/C++、Python、JavaScript、R、PHP、etc.世界中で250言語あると言われています)使ってシステムを組み上げていきます。

プログラミング言語は数多くありますが、開発するものによって習得すべき言語が異なります。

また、システムエンジニアの設計書通りに作成しても、システムを作り上げていく中でバグが発生する場合もあります。そのシステム上のバグを見つけることも重要な役割です。

主な必要スキル

・プログラミングスキル
・コミュニケーションスキル
・論理的思考スキル
・数学的な処理知識、スキル
・ITスキル、リテラシー

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、システムの基盤を扱うエンジニアを指し、大きくネットワークエンジニアとサーバーエンジニアに分けることが出来ます。

土台となる部分を固め、システムの裏側に携わる役割ですので、まさに縁の下の力持ちといったところでしょうか。

インフラエンジニアはとても重要な役割で、そもそも基盤の構築、運用をインフラエンジニアがしていなければ、システムを動かすことは不可能なのです。

ネットワークエンジニアは、コンピュータネットワークの設計、構築、運用を担い、社内のネットワーク構築運用を行います。

サーバーエンジニアは、サーバーの設計、構築、運用、保守を担い、サーバーで発生した障害対応、セキュリティ対策を行います。

主な必要スキル

・サーバーOS関連の知識とスキル
・コンピューターアーキテクトの知識
・セキュリティの知識とスキル
・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー

WEBデザイナー

WEBデザイナーは、顧客から依頼されたWEBサイトのデザイン、企画設計、コーディング等を行います。

プログラマーのようにコードを書く、コーディング作業も行ったりもしますが、デザイン能力に特化した人を指す場合が多いです。

全体の構成を考えながらデザインを構築し、顧客の集客、売上アップに関わる重要な役割を持っています。

コーディングと言っても、本格的なプログラマーのように、いくつものプログラム言語を習得する必要はなく、「Photoshop」や「Illustrator」といった、デザインソフトのものがメインとなります。

主な必要スキル

・コミュニケーションスキル
・デザインセンス
・デザインツールスキル

マネジメント職

顧客から依頼された案件のプロジェクト、製品開発の進行において、管理をしていくのがマネジメント職です。

リーダーシップや、顧客や社内調整での交渉力も必要する役割を持っています。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー(PM/ピー・エム)は、プロジェクトチームを結成し、必要な人材、資材を揃え、予算、品質、成果物、納期に責任を持って、プロジェクト全体の進行を管理します。

プロジェクトを成功に導くという重要な役割を担っています。

システムエンジニアの上位職とも呼ばれ、システムエンジニアの経験を積まなければ難しい役割でもあります。

社内外との連携も不可欠であり、全体の意思決定を担う、プロジェクトの主役と言ってもいいのではないでしょうか。

コミュニケーションスキルは必須で、社外、社内問わず、プロジェクト完遂のための調整をする交渉力やリーダーシップ、マネジメント力が必要となってきます。

主な必要スキル

・マネジメント、管理スキル
・コミュニケーションスキル
・論理的思考スキル
・分析、課題解決スキル
・ITスキル、リテラシー
・ビジネススキル

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダー(PL/ピー・エル)は、プロジェクトマネージャーと同じく、システムエンジニア の上位職とも言われています。

ただ、プロジェクトマネージャーと異なり、開発現場よりの役割を担っています。

プロジェクトマネージャーの1つ下のポジションとして立つことが多く、主に現場管理を行います。

開発、プロジェクトの規模によっては、プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの役割を兼任する場合もあります。

現場管理において、設計・実装・テスト・納品といったプロセスを滞りなく進めるために、プロジェクトの要件定義、基本設計、詳細設計を読み込む力と、現場をまとめ上げるリーダーシップが必要となります。

その他、業務内容を理解するためにも、プログラム言語や、トラブル発生時の処理も的確に行うマネジメント力も必要です。

主な必要スキル

・マネジメント、管理スキル
・リーダーシップスキル
・メンバーへのヒアリングスキル
・プログラミングスキル
・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー

営業・コンサルティング職

顧客や社外関係との接触が多く、売上を作るための案件を持ってくる役割を担っています。

営業

営業は、自社サービス、プロダクトを顧客に提案し、案件を獲得します。

各社のサービス・製品が多様であるように、営業が取り扱うものも、WEBサービスや、自社開発ソフトウェア、ハードウェア、エンジニアリング等様々です。

提案して売り込むためには、自社サービス、プロダクトを理解し、顧客の課題に沿った提案が必要となります。

飛び込み営業が多い業界ではなく、WEBサイトの問い合わせからの相談、DM、紹介やその他宣伝媒体で知った顧客からのお問い合わせに対して営業を掛けていくことが多いです。

もしろん、自分達からのアクションは大切で、各企業のWWEBサイト問い合わせページに連絡したり、DMを送ったりする等、自発的に動いていくことが必要です。

現場での実務経験は必ず必要という訳ではありませんが、専門知識や業界知識は持っていないと、進化が激しい世界なのでまともに顧客と話をすることが出来ません。

もちろん、自分一人の力で案件を動かすことは難しいので、社内連携も大切で、リソースや予算の確認、自社で可能な業務範囲の確認もしつつ、顧客の要望に応えられるようにしていきます。

主な必要スキル

・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー
・営業スキル
・プレゼンテーションスキル
・ヒアリングスキル
・問題・課題解決力

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、システムエンジニアとしての高度な技術知識を持った営業で、顧客からの要望を的確に捉え、対応することが出来る、ハイブリッドな営業です。

単純にセールスエンジニアだけで顧客に赴くのではなく、前述の一般的な営業と一緒に行動することが多いです。

顧客の技術担当者と同等の会話が出来る知識が必要で、現場側へ分かりやすく要望や仕様の内容を伝える力も求められます。

主な必要スキル

・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー
・営業スキル
・プレゼンテーションスキル
・ヒアリングスキル
・問題・課題解決力
・プログラミングスキル
・論理的思考スキル

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、顧客の経営状況、ヒアリングした課題を元に、問題点を突き詰め、IT化やシステムの導入でどのように改善出来るか、課題解決することが出来るかを提案します。

実際に、顧客の課題が改善、解決することを求められ、顧客の課題の本質を引き出す力はもちろんのこと、システム開発やハードウェア・アプリケーション、ネットワーク、データベース関連等、ITに係る広範な幅広い知識や、論理的思考、コミュニケーション力、企画・提案力といったハイレベルなスキルが求められます。

システムエンジニアのような開発知識まではなくてもいいですが、あった方がより良い提案が出来ることは間違いないです。

主な必要スキル

・ビジネススキル
・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー
・営業スキル
・プレゼンテーションスキル
・ヒアリングスキル
・問題・課題解決力
・プログラミングスキル
・論理的思考スキル

マーケティング職

マーケティング職は、売上アップのための重要な役割を担っており、どのように宣伝していけばいいか、どのようにサービス展開をしていけばいいのかを考え、実行します。

主に、サービス展開前の市場調査や、ニーズ分析、販売、集客宣伝の戦略立て、WEBサイトやSNSを使った広告、宣伝活動等、多岐に渡ります。

特に、スタートアップ企業での重要度は物凄く高く、マーケティング部門の成果によって、会社の存続が決まると言っても過言ではないのではないでしょうか。

WEBマーケティング

WEBマーケティングは、WEBサイトのPV数アップや、SEO対策、WEBコンテンツの作成企画等を行います。

顧客、ユーザーがアクセスしてくれたとして、すぐに離脱しないための施策や、コンテンツの改善等を検討し、実施します。

WEBの世界も急速な進化が止まりませんので、常に知識のアップデートや、WEBサイトの改善が求められます。

顧客やユーザーのアクセス解析を行い、WEBサイトの何が問題点で、どのようにすれば有益なものを提供出来るのかを考えられるスキルが必要であり、多角的視点が必要となってきます。

主な必要スキル

・ビジネススキル
・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー
・分析・課題解決力
・論理的思考スキル
・トレンドキャッチアップスキル

データアナリスト

データアナリストは、ビッグデータのような膨大なデータを元に、ターゲットの分析、今後の動向やニーズを予測し、顧客企業の問題解決や成長のために分析・調査を行います。

現在、ビッグデータの活用と共に、データアナリスト需要も高まり、注目度も高い職となっています。

マーケティングの知識はもちろんのこと、データベースを扱えるスキルであったり、データを読み解き、分析する力が求められます。

扱うデータは膨大であるため、ロジカルに、因果関係を論理的に見極め、整理整頓する力も必要です。

また、考案した提案内容を的確に、且つ、分かりやすく顧客に説明するプレゼンテーション力や、コミュニケーション力も必要となってきます。

主な必要スキル

・データベーススキル
・統計学スキル
・コミュニケーションスキル
・ITスキル、リテラシー
・プレゼンテーションスキル
・ヒアリングスキル
・問題・課題解決力
・論理的思考スキル

4. 【ポイント3】未経験者が持っておくべきスキル

ここからは、IT業界未経験者が持っておくべきスキルをご紹介していきます。

職種、役割ごとの必要となる代表的なスキルは前項で述べましたが、ここからは、全共通のスキルをお伝えします。

専門的スキルを身につける前に、とても大事なポイントです。

IT業界未経験なのですけが、大丈夫でしょうか…?
大丈夫です!これから伝えていくことを意識していきましょう!
はい!頑張ります!

まずは意欲

そんなの…と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これはとても重要なことなのです。

専門的なスキルを身につけることにおいても、幅広い知識をつけていく上でも、意欲がなければ学び続けることはできません。

IT業界は技術進歩やトレンドの進化が激しく、常に勉強し続けなければなりません。

最新と思われていた知識も、半年、1年前のものであれば、「もう古い」となることもざらにあります。

新しく生まれてくる技術や知識、トレンドを吸収して、どのように活用出来るのか、どのようにしたらもっとよく出来るのだろうか、と考え続けられる意欲こそが、IT業界で生き抜く力となります。

当たり前のようで、とても難しいことです。

根性論っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、めげずに頑張る姿勢こそが、あなたの未来を切り開くのです。

日常の興味関心と仕事をリンクさせる

普段の生活の中で、興味があること、不思議に思うことは人それぞれですが、あなたもきっと沢山の興味関心をお持ちだと思います。

こうして、IT業界に挑もうとして、プライベートの時間を割いて勉強し、リサーチしているのは、あなたが好奇心や探究心、向上心を持っている証です。

ここで大事なのは、その常日頃持っている興味関心を、仕事とリンクさせて考えられるかどうかです。

ただ、思って終わり、では意味がありませんし、もったいないです。

あなたがIT業界に入って、その興味関心ごとをどのようにしていきたいのか、どのようにしたらより良くなったり、社会のためになったりするのかを考えることが大切です。

その上で、面接担当者にあなたの「想い」を伝えていくといいでしょう。

数字への苦手意識を持たない

理系出身の方はそうでもないかもしれませんが、特に文系出身の方は数字への苦手意識を持っていたりしないでしょうか。

どの業界でも同じではありますが、数字を押さえることはとても大切です。

特にIT業界は数字にシビアだと思っておいた方がいいでしょう。

WEBの世界で言うと、PV数、クリック数、クリック単価等、細かくデータを見ていきます。

システムを構築する上では、数字というよりも、ロジカルに論理的に理解が出来るかの方が大切かもしれませんが、工数を逆算することであったり、工数から予算を割り出すこと等、数字に対して常に向き合わなければなりません。

5. まとめ

いかがでしたでしたでしょうか。

IT業界が未経験だからといって心配で不安に思うこともあったかもしれませんが、ポイントを知ることでイメージが付いてきたのではないでしょうか?

IT業界が未経験だからといって、自分にはやっぱり無理だ…と諦めることはありませんし、心配ないです。

IT企業側も、外部からの情報や刺激として、IT業界の外から見た視点を新しく欲していたりします。

システムエンジニアやプログラマー等、技術を要する職務に関しては、スクールやオンライン講座といった学習機会を設けておいた方が、すぐに業務に慣れていくことが出来るかと思います。

IT業界未経験ということで、最初から出来るんだと思って採用担当者も採用する訳ではありませんので、気持ちは楽に持って、挑んでいきましょう!


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