未経験者ならまずは知っておくべき、IT業界の歴史、発展と流れ

未経験者ならまずは知っておくべき、IT業界の歴史、発展と流れ

IT業界がどのような歴史を歩み、発展してきたか押さえられていますでしょうか?

まずは、IT業界の歴史を知り、日本の発展とITの発展がどのようにリンクしてきたかを知っていきましょう。

この歴史を辿る中で、今後のトレンドや、IT化が進んでいく社会が今後どのように動いていくかの予測もしやすくなっていきます。

未来予測に完璧に言い当てることなど不可能に近いですが、予測を立てることは思考力を高めるためにもとても大切なことです。

今となっては当たり前となっているITですが、歴史を知ることは面白くもあります。

それでは早速、IT業界の歴史をみていきましょう。




1.  IT業界の歴史

コンピュータの導入

日本で初めてコンピュータが導入されたのは、1955年(昭和30年)のことです。

※世界初のコンピュータは、1946年に米国で開発されたENIACだとされています。

この頃、「コンピュータが導入されることで、仕事が奪われる」と、労働組合による反対運動が起こりました。

現代で言う、「AIに仕事が奪われる」と叫ばれているのと同じようなものですね。

確かに、現状を見渡すと、銀行の勘定業務、鉄道の座席予約システム等、かつて人が行なっていた業務の多くをコンピュータによって組まれたシステムで実行されています。

ハードウェア時代(1950年〜)

日本初のコンピュータは野村證券、東京証券取引所に「UNIVAC120」が導入されました。

このコンピュータは、株の注文約定、生産を管理するシステムでした。

いわゆる、ハードウェアと呼ばれるものです。

「UNIVAC120」は,アメリカのレミントン・ランド社が開発したもので、その後株式売買等の業務に8年間使用されました。

その後、1959年に三和銀行が「IBM650」を日本で初めて銀行に導入しました。

「IBM650」は、世界初の大量生産されたコンピュータであるとされています。

この頃に、かの有名なインテルが創業しています。

その後、1960年に国鉄が座席予約システムを導入し、1965年には三井銀行が日本初のオンラインシステムを稼働させました。

今となっては欠かせないシステムが、着々と導入されていきました。

ソフトウェア時代(1969年〜)

コンピュータにフレキシビリティが与えられるようになったことで、「ハードウェア」に対して「ソフトウェア」という言葉が生まれました。

ソフトウェア時代の始まりです。

そして、IBM社が1960年頃から、ハードウェアとソフトウェアの価格分離を発表し、本格的に、これまでハードウェア中心だったものが変わっていきます。

それまでは、ソフトウェアはあくまでハードウェアのおまけとして扱われていました。この時代、ソフトウェアはハードウェアメーカーが併せて作成していたのです。

IBM社の価格分離発表以来、コンピュータ自体の価格が低下し、ソフトウェアの需要が高まっていきました。

この発表は衝撃的なものであり、日本もこのビジネスモデルを踏襲しようと、各コンピュータメーカーがしのぎを削る「戦国時代」が始まるのです。

ただ、トップはあくまでIBM社で、日本のメーカーである富士通、日立、NECといった企業でも太刀打ちは出来ませんでした。

このソフトウェアの需要が高まった波に乗ったのが、計算センターでした。

計算センターは、受託システム開発の事業を進め、企業内におけるデータ処理を請負い、コンピュータによって情報処理サービスを展開していきました。

同時に、製造業や金融業、商社等の情報システム部門が独立していきました。

オープンシステム時代(1984年〜)

そんなソフトウェアが盛んである頃、日本政府は国産企業のコンピュータ開発を支援するため、IBM社に輸入規制をかけてしまいました。

国産企業の各メーカーは独自開発が進み、ハードウェアを供給していきました。

しかし、互換性がないものばかりで、ユーザーにとって不便極まりないものとなっていました。

そんな中、メーカーに依存しない、オープンシステムが提唱されました。

オープンシステムの登場により、ソフトウェアはハードウェアに依存しないものとなったのです。

さらに、IBM社がPC/AT互換機の仕様を発表し、受託システム開発の需要がますます高まっていきます。

この動きの中、システム開発の上流から下流まで、全工程を請け負うシステムインテグレータが登場します。

このシステムインテグレータの登場こそが、IT業界のピラミッド構造が形成されていくきっかけとなったのです。

サービス・インターネット時代(2000年〜)

インターネット自体は1990年代から普及し始めていました。

元々インターネットは、アメリカの国防省が軍用として、各地を繋ぐ通信手段として利用されていました。

1990年代には、検索エンジン、Webサイト、ポータルサイトといった、マルチメディアが普及し始め、GAFAとして名高い、GoogleやAmazonといった有名企業が生まれてきます。

このインターネットが、家庭生活からオフィスで浸透し、日々の暮らしや仕事のやり方を大きく変えたのです。

そして、2000年代に入ると、インターネットの通信速度が上がり、Twitter、Facebook、LINE、NETFLIX等、SNSや動画配信サービスが劇的に広まっていきます。

いわゆる、「IT革命」と呼ばれる時代で、世界はとんでもない変貌をしていきます。

2. まとめ

日本のみならず、世界中がITによって革新してきました。

現在では、シェアリングビジネスも発達してきています。

これからの時代を生き抜いていくためには、ITを使い、新しい産業・サービスを生み出していくか、もしくは、既存の産業・サービスに参入し、拡大していくか、大きく2つに分かれると思います。

あなたはどちらを選びたいでしょうか。

もちろん、どちらも選ぶという選択肢もありだと思っています。

どっちかしか選べないと無理、何て時代ではないと思っています。

後悔しない、ベストな選択を、今この一瞬から始めていきましょう!

今後のITトレンドを抑えていくためにも、未経験者の方でも覚えられやすいように端的にまとめましたので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

 


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